5月場所 4日目
この日の主役は、幕内向正面改札に登場した元琴勇輝の君ヶ濱親方!
現役中はどちらかというと寡黙なイメージがあったのですが、解説で本当に180度印象が変わりました。
荒磯親方を思わせる明るくハキハキとした声で簡潔でわかりやすい解説。対戦経験があるのでよくわかるのですが高安関は〜と言った感じで、最近やめたからこそできる解説や、関ってつけちゃうとこもよかった。
最近は音羽山親方も親方ちゃんねるや解説の明るさで印象が変わるし、若いしゃべる親方が増えてどんどん解説も楽しくなりそう。
舞の海さんが香川に来た時に小学生だった琴勇輝に八艘飛びをしたというエピソードは、笑えた。
ただ、ついに自分より年齢が下の人が親方になるようになったかと思うと、寂しい気持ちに。。
さて、この日は初日ぶりに4大関安泰。照ノ富士も好調の御嶽海を下して相変わらず1人別世界の強さを見せました。
そのほか、印象に残った取り組みを以下に。
◯一山本ー●常幸龍
常幸龍に元気がないのは心配であるものの、今場所の一山本は負けた一つも含めて前に出る出る。突き押しが冴えて一気の電車道!先場所の10勝から一皮剥けたようで楽しみ。
◯英乃海ー●栃ノ心
英乃海ってこんなに強かったっけ!!とびっくりした取り組み。大関経験者相手にさっと中に入って二本さしてそのまま寄り切り。柔らかさは昔から定評があったけれど、最近は技術やスピードもよくなって今場所楽しみな力士。
◯若隆景ー●高安
高安の押しをはずであてがいながら上体を起こしてそのまま押し出し!強すぎて、笑ってしまったのは久しぶりのことです。若隆景、前日の朝乃山に続いて素晴らしい内容!!これは大関もいけるんじゃない?とみんなに思わせてくれる内容でした。
4日目はこんなところ。
やっぱり観客が入るとその声援も含めて相撲を楽しめる。スポーツではなく興行と言われる所以を感じた日でもありました。
早くまた巡業や花相撲等力士の和やかな瞬間にも立ち会える日が来ることを祈って今日のブログを終わりにします。
5月場所 3日目
3日目、今日のベストオブベストは若隆景。
去年の九州場所、初めての前頭筆頭のときは上位に跳ね返された(といっても後半頑張って7-8でフィニッシュ)印象があるものの、コロナ感染からの休場後、先場所は2大関を倒して10-5の大活躍。
今場所はもう対策されたのかな?と思いきや、初日こそ貴景勝の一方的な押しに負けたものの、正代を下し、今日も素晴らしい相撲で朝乃山に勝利!
立ち合い変化で中に入ると、一度は土俵際まで押されるもののなんとか残してすごいと思ったのも束の間、頭をつけて大反撃。そのまま2本入って寄り切って、これは全国のファンが好きになってしまうのでは?といったような素晴らしい相撲でした。
次の場所こそ、三役に絶対あげてください、、、最近は三役があかないから前頭の上の方の人たちやる気なくしちゃうよね。
その他印象に残ったこと
・荒汐親方の解説「大波三兄弟の性格は全然違いますよ(フッ)」謎の微笑みもあり、和やかな解説でした。
取り組み
◯高安ー●明生
高安、先場所負けた相手を寄せ付けない一方的な突き押しでの勝利。
北の富士さんのコラムにもあるように、先場所の3連敗は無駄ではなかったか?と思わせる集中力を見せてくれました。
◯正代ー●大栄翔
正代は薄氷の勝利。何より今日話題になったのは、大栄翔が外に出たのを見守ってまるで幅跳びのように外に出た正代。まるで初切のよう。正代はこういうの多いなあ、、、
また北の富士さんのパクリのように食べ物の話をしてみる。
ふるさと納税で届いたウニとイクラを使って今日も豪華にウニいくら丼といきました。
今年のふるさと納税は12月ギリギリにならないように計画的に注文したいところ。
ついつい、力士の出身地の街にふるさと納税したくなるのは相撲ファンの宿命かもしれません(笑)
5月場所 2日目
その他、わたし的にメモしておきたい取り組みを以下に。
◯吉井ー●鈴木
静岡県出身の先輩後輩対決は、後輩の吉井に軍配。吉井は小さい頃からよく知っていて目指してきた先輩に勝てて嬉しいとのコメント、それに対しての鈴木の悔しそうな表情が印象的でした。これからの2人の活躍に期待!
◯明瀬山ー●琴恵光
去年の9月場所を観戦して、一番印象に残ったのが明瀬山。こんなに強かったっけ??と思っていたらどんどん上に来て1月場所ではちょっとした主役に(笑)
今日の明瀬山は土俵入りで強烈な粘りを見せて逆襲の勝利。元気なベテランを見ると嬉しくなります。
◯玉鷲ー●志摩ノ海
こちらもまた元気なベテラン。玉鷲らしい激しい突き押しで電車道。
玉鷲は場所中何回かこの目も覚めるような電車道を見せてくれるので、いつも楽しみです。
と、今日印象に残ったのはこれから来る若手と、頑張るベテランたち。
わたしもアラサーなので、30代の頑張ってる力士はついつい応援してしまう。
昨日はふるさと納税で余っていたシャトーブリアンのステーキにウニを乗せて食べました。家でこんな豪華なご飯を食べてどうするのかという感じですが、北の富士さんのコラムに倣って食べたものを書いて今日の終わりとします。
5月場所 初日
5月場所初日は、三役以上が全員勝利という、最近ではあまり見ない、上位の安定ぶりが目立ちました。
特に、先場所負けた若隆景をものともしない貴景勝の突き押し!今場所は好調なのではないかと期待してしまいます。
しかし今日は取り組み以上に着目してしまったことが、、、
鶴竜親方が親方ちゃんねるに初登場!!
鶴竜親方のお人柄がとってもよく出た、癒される時間でした。
良かったことをまとめるとこんな感じです↓↓
・豊ノ島が旗手したいと言ったことを覚えていて、数年越しに実現させたエピソード
・熊ヶ谷親方にナイスパですを強要されながら、ちゃんとやってくれる
・誰が強くなりますか?との質問に「誰にでも上に上がるチャンスはある」
・霧馬山の取組中(相手の御嶽海のペースのまま負けてしまう)、何してんのと連呼からのこれは明日叱らないとですね、と笑顔
・奥さんからのコメントに大喜び
・豊ノ島のボケに「これ(アクリル板)なければツッコむ(相手の頭をパシっとやるポーズ)ところだよ」
・中日に正面で解説やるからいい練習になったよとの言葉に、井筒親方からこっちの感覚でいったらまずいよとのツッコミ
ざっとこんなところですが、入門が1場所しか変わらず、一門も同じ井筒親方と終始和やかな雰囲気であっという間の1時間でした。
誰よりも努力して横綱まで上り詰めた鶴竜。絶対的な強さの白鵬と対照的に、知性と思いやりがあり、かつてついた付き人たちはみんな鶴竜のようになりたい、とそんなふうに思わせるリーダーシップを持っているのではないでしょうか。
チャットにも、鶴竜のその人柄に惹かれているファンたちのあたたかいコメントに溢れていました。
親方としての鶴竜にこれからも期待したいと思います。
我が家の鶴竜湯飲みと共に締めくくります!
このブログの目的
私は趣味と言われたら相撲観戦、特技と言われたら相撲の情報を覚えること、というくらい相撲好きです(笑)
相撲好きというと会社の人や友人にはいろいろなことを聞かれるし、一緒に行って解説して~と言われてやっているうちに、これをもっと広く発信したいと思うようになりました。
まずはこのブログから始めますが、ゆくゆくは、海外から日本に遊びに来た人に相撲を楽しんでもらえるようなコンテンツを提供することが私の夢です。
話は戻りますが、なぜ相撲が好きになったのか?気づいたら好きだったので、この問いに正確に答えるのは難しいのですが、よく聞かれるので私なりに考えてみました。
①ルールがわかりやすい+迫力がある
これは見に行って楽しいと思う最大の理由です。相撲は、土俵の外に出るor先に手をついたほうが負けという、いたってシンプルなルールなので見ていてポイントもわかりやすい。そして、力士が立ち合いでぶつかる衝撃は、軽自動車に衝突するくらいの衝撃と言われます。生で見た時の「バチーン」という音は大迫力です。
②体の大きさは必ずしも関係ない
身長169cm・体重90kgの力士 vs 身長195cm・体重205kg
こうやって数字を並べると恐ろしい差がありますが、小さい力士が大きい力士に必死で立ち向かって勝つ姿は見る者の心を打ちます。大きいお相撲さんが必ずしも常に強いわけではありません。私は自分より30cm身長高く100kg以上体重差のある人が向こうから全力で立ち向かってきたら絶対に逃げます。それに立ち向かって勝つって、どんなにすごいことなのかなって思うわけです。
③ほかのスポーツに比べ、選手である力士との距離が近い
今やコロナでできなくなりましたが、本場所を見に行った時に帰り道の力士に声をかけると、サインや、写真に応じてくれます。相撲は、スポーツであると同時に、お客さんを楽しませる興行であるとよく言われます。お茶目で明るい性格の力士たちと触れ合う機会を持つと、一転、ハマります笑
さて、前置きが長くなりましたが、これからこのブログでは、こんなことを書いていきたいなと思っています。
・場所記録(印象に残った取り組みや、面白かった解説者のひとこととか)
・相撲の魅力紹介(相撲初心者の人に相撲見てみたい!と思ってもらえたらいいな)
・魅力いっぱいの力士紹介(キャラ的に面白い力士、これから来そうな力士etc)
明日からは5月場所、早速記録を始めたいと思います!